こんにちは、おがみです。
今回はTCGではお馴染みの多重スリーブの方法を紹介します。
そもそもスリーブは必要なのか
紙製TCGの場合、スリーブは必須アイテムです。
- カードを物理的なダメージから守る
- カードがプレイしやすい
- デッキをシャッフルしやすい
この3点が大きなメリットになります。
デメリットはスリーブが破損する場合があり、消耗品となることです。
多重スリーブとは
複数のスリーブを重ねて使用することです。
縦横2mm程違うスリーブを用意すると、中でしならず、良い感じになります。
重ねるスリーブの枚数によって、2重スリーブ、3重スリーブと呼ばれます。
一応カードを守るという名目ですが、現在はキャラクタースリーブを守る目的の方が強い気がします。
おすすめスリーブサイズ
2種類のカードサイズについて、オススメのスリーブサイズをまとめました。
スモールサイズTCG(遊戯王等)
インナースリーブ
スモールサイズのカードに最適。
カードとスリーブの間に隙間が全くなく、多重スリーブのインナーにおすすめです。
サイズがジャストすぎるため、入れる際カードを折らないよう気を付けましょう。
メインスリーブ
最新の製品は試していませんが、縦横のサイズにばらつきがあり、長く使用しているとスリーブ部上部が剥げてきます。
100枚入りなのでEX、サイドデッキ分も足ります。
生産終了が早く、人気デザインは後から入手するのが困難になります。
スモールサイズで展開しているキャラクタースリーブのほとんどはこのサイズ。
有名な「KMC カードバリアーミニ」もこのサイズです。
オーバースリーブ
62mm×89mmサイズのメインスリーブの場合これがおすすめです。
スリーブの耐久度もあり長く使えます。
枠デザインが入っているので、好みが分かれるかもしれません。
遊戯王公式スリーブは、上部が0.5mm~1mmくらいはみ出てしまいます。
枠デザインが邪魔な方はこちらをオススメします。
遊戯王公式スリーブ用のオーバースリーブです。
なかなか伝説的な商品で、この製品以降、遊戯王公式スリーブ用のオーバースリーブは発売されていません。
(確認漏れがあるかもしれません)
この製品も縦横のサイズにばらつきがあります。
一般サイズ(DM等)
インナースリーブ
一般サイズのインナースリーブにはこれが良いでしょう。
サイズがきつめなので、カードを折らないように気を付けましょう。
メインスリーブ
ブロッコリー、ブシロード製のキャラクタースリーブサイズ。
オーバースリーブ
「(KMC)カードバリアーミニ キャラクタースリーブガード ハードタイプ(枠デザイン付き)」の一般サイズ。
生産時期によってスリーブの手触りが微妙に違い、耐久度も若干ですが異なります。
耐久度ですが7年使用しても大きな物理的な破損はありません。(汚れてはいますが…)
60枚約400円とオーバースリーブの中では安い方に入ります。
スリーブについての注意点
多重スリーブはあまり分厚くし過ぎない
必要以上に分厚くすることは控えましょう。
せいぜい2、3重までで良いでしょう。
分厚くし過ぎるとシャッフルし辛い、カードテキストが読みにくいといった問題が生じます。
同人系スリーブの使用は気を付ける
スリーブサイズが明記されていない場合があるので、多重スリーブにする場合は何かしらの方法で確認しておくと良いでしょう。
また、公序良俗に反するスリーブも出回っているので気を付けましょう。
なるべく公式スリーブを使用する
TCGではサプライで専用のカードスリーブを同時に展開します。
そのTCGの公式スリーブを使うようにしておくと良いと思います。
これはスリーブに関するジャッジがなるべく入らないようにするためです。
厳しめの大会だと審査され、最悪退場なので注意しましょう。
まとめ
カードスリーブ関係は多重スリーブ含め、紙製TCGならではの楽しみだと思います。
複数のTCGをプレイしていたりすると、半端になったインナースリーブの管理や、破損したときの買いなおし等メンテナンスが割と大変になります。
また、デッキの厚さが変わるのでカードケースやストレージサイズにも気を配る必要があります。
本気でTCGを楽しみたいという方、スリーブ関係のサプライに手を出してみてはいかがでしょうか。